昨年2019年の試験醸造後、限定リリース蔵元即完売となったこの漆黒ラベル。
新たな時代に新たな取り組みを。
愛媛県産米を中心に酒造りを行う中初めて「愛媛県産山田錦」を使って醸したお酒です。
バランス良好「定番純吟黒ラベル」のワンランク上のお酒として漆黒ラベルに身を包んで生まれた限定酒。
自然の恵み豊かな「愛媛」で生まれたお米・水・酵母・人によるお酒です。
上品な香りと落ち着いた味わいなどお楽しみ下さい。
純米吟醸黒ラベルのプレミアムバージョン 伊予賀儀屋で年間最も多く出荷しているお酒「純米吟醸黒ラベル」。
愛媛県松山三井(精米歩合50%)を使い、自家製酵母と石鎚山系伏流水で醸した定番酒です。
この「純米吟醸漆黒ラベル」は定番酒黒ラベルとは唯一、お米違いという飲み比べ最適品です。
伊予賀儀屋と山田錦 山田錦は1923年に誕生し生産量8割を兵庫県産が占めています。
愛媛県でも近年栽培されており、愛媛県西部の米どころ「東宇和地区」で生産されたものを今回お分けいただきました。
同一の山田錦であっても産地や農家さんが代わればその特性は異なるものです。
新たな伊予賀儀屋の味わいを、ごゆっくりご堪能くださいませ。
商 品 情 報 原材料名 米、米麹 度数15.5度 酸 度1.6 日本酒度+3.0 精米歩合50% 使用米愛媛県産山田錦 蔵出荷年月令和2年7月 化粧箱なし 産地・蔵元 愛媛県西条市・成龍酒造株式会社成龍酒造(せいりょう) 【愛媛県西条市】 『伊予 賀儀屋(かぎや)』初代 首藤鹿之助氏が明治10年(1877年)に愛媛の地で創業。
2007年で創業130周年を迎えました。
現在の首藤洋代表で6代目蔵元となっています。
お酒は食事の脇役であると常に考え、最大限に食事を引き立てる事を織田(おりた)杜氏を中心に、伝統の味を現代に受け継いでいます。
「賀儀屋」の酒名の由来は、地元庄屋の鍵を全て預かって管理していたところから「賀儀屋」の屋号となりました。
仕込み水は、四国の最高峰、石鎚山に源を発し、原料米は山田錦や松山三井を使用して杜氏の卓越した技がスッキリとした旨味のある酒を醸し出しています。
【賀儀屋 商品特性】《瓶火入れ生詰》生酒商品は品質の劣化、香味の顕著な変化が大きいため極力貯蔵保管の管理が過敏になります。
出来るだけ品質の変化を抑え、通年で流通できる限界を考え、いわゆる「生のような」鮮度を持った酒に仕上げています。
《食中の酒》食べながら飲むという、あくまでも料理を引き立てる脇役に考えています。
自然に無くなる酒を目指しています。
《熟成向上の酒》春の若々しさから熟成の頻度に応じて味のノリが良く旨味の向上する、練れる酒です。
《無濾過》あくまでも味の調整、加工をしない目的で、商品の味を後処理・炭濾過等施さず、そのままの味を封じ込めたいという考えで、賀儀屋全ての商品が無濾過です。
【瓶貯蔵酒】一般的な日本酒は、新酒ができた時に一度加熱殺菌をして、大きなタンクで貯蔵熟成させます。
さらに出荷の際、もう一度加熱殺菌をしながら瓶詰めします。
加熱温度は65℃程度。
日本酒は加熱殺菌をすることで、品質的に安定しますが、反面、加熱するたびに香りの成分は気散し、味わいも軽やかさを失い、熟度が増します。
瓶貯蔵は、新酒を加熱殺菌しながら瓶詰めし、瓶詰めのまま貯蔵します。
瓶貯蔵は、加熱殺菌の回数が少ないこと、貯蔵容器が小さいことで、加熱したお酒が冷めるまで短時間で済むことなどにより、より香り高く、味わいも軽快でメリハリのある味わいになります。
稀に瓶の底に沈殿物が生じたり、うっすらと濁ったように見えたりすることがありますが、これはお酒の中に含まれるタンパク質が、加熱時の熱で変性したものです。
香味、及び人体には全く影響はありません。
通常は濾過で取り除きますが、瓶貯蔵は出荷前の濾過をしないため、生まれたままのお酒の風味をお楽しみ頂けます。