愛媛県内で初めて誕生した酒米「しずく媛」から生まれた純米大吟醸酒。
そんなスペシャルなお酒をあえて春先に搾られた際に、無濾過生原酒の状態で徹底した温度管理の中、冷蔵庫内で静かにじっと寝かせてきたお酒です。
毎年12月に、ほんのわずかな数量のみをリリースする伊予賀儀屋内でもプレミアムな1本。
愛媛県産の酒造好適米「しずく媛」と愛媛酵母EK−1を使用しており、元々グリーンラベルに備わっていた優しさに原酒ならではの風格と力強さ、そして大吟醸特有の気品ある美しさも兼ね備えられた熟成向上酒です。
ほどよく熟成された事で生まれる上品な甘さと奥行きのある味わいが、比較的しっかりとしてお料理との相性を高めてくれます。
魚の煮つけやお肉の甘辛く味付けされたお料理、その他しっかりとした出汁おでん、お正月の御雑煮と一緒になど幅広い食と一緒に、食前から食中までじっくりお楽しみ頂けます。
商 品 情 報 原材料名 米、米麹 度数16.5度 酸 度1.6 日本酒度+4.0 精米歩合45% 使用米愛媛県産しずく媛 蔵出荷年月令和2年12月 化粧箱なし 産地・蔵元 愛媛県西条市・成龍酒造株式会社成龍酒造(せいりょう) 【愛媛県西条市】 『伊予 賀儀屋(かぎや)』初代 首藤鹿之助氏が明治10年(1877年)に愛媛の地で創業。
2007年で創業130周年を迎えました。
現在の首藤洋代表で6代目蔵元となっています。
お酒は食事の脇役であると常に考え、最大限に食事を引き立てる事を織田(おりた)杜氏を中心に、伝統の味を現代に受け継いでいます。
「賀儀屋」の酒名の由来は、地元庄屋の鍵を全て預かって管理していたところから「賀儀屋」の屋号となりました。
仕込み水は、四国の最高峰、石鎚山に源を発し、原料米は山田錦や松山三井を使用して杜氏の卓越した技がスッキリとした旨味のある酒を醸し出しています。
【賀儀屋 商品特性】《瓶火入れ生詰》生酒商品は品質の劣化、香味の顕著な変化が大きいため極力貯蔵保管の管理が過敏になります。
出来るだけ品質の変化を抑え、通年で流通できる限界を考え、いわゆる「生のような」鮮度を持った酒に仕上げています。
《食中の酒》食べながら飲むという、あくまでも料理を引き立てる脇役に考えています。
自然に無くなる酒を目指しています。
《熟成向上の酒》春の若々しさから熟成の頻度に応じて味のノリが良く旨味の向上する、練れる酒です。
《無濾過》あくまでも味の調整、加工をしない目的で、商品の味を後処理・炭濾過等施さず、そのままの味を封じ込めたいという考えで、賀儀屋全ての商品が無濾過です。